笑顔(^o^)届け隊! 第22陣 2012年3月10日〜11日 |
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笑顔届け隊第22陣は3.11の活動となる。 東日本大震災が発生して1年、笑顔届け隊は一貫して石巻と女川町を中心に活動してきた。 一年経過しようとしている今、被災された方の地震、津波に対するのトラウマが解けないでいる。 まだまだ支援が必要だ、仮設団地入居の皆さんのコミニケーション作りを行い、少しでも孤立、 孤独をなくす活動を続ける 第22陣は今までの活動の総決算と位置付けての活動となる。 活動場所はいつも拠点として使わせてもらっている石巻市湊町にある松巌寺の境内で 東日本大震災で犠牲者になった方々への追悼式を行う。 3月10日は慰霊祭の前夜ということで早咲き桜の観桜会を行う。 3月11日は発災時刻に黙とう、そして風船を飛ばし犠牲になった方々に思いを寄せる。 |
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10日の早朝、石巻に到着しいつもの 女川町立病院へ視察へ向かう。 松巌寺へ戻り慰霊祭の準備に入る。 近隣の公民館から借用したテントを 張る。。 |
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埼玉県川口市の小学校や中学校 や友人知人から贈られたメッセージ カードをボードに貼り付けて本堂に 掲示する。 |
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ドラム缶を2つに切り薪ストーブを 作る。 薪は仮設住宅の工事現場から 廃材をもらってきた。 これで温かく夜桜が楽しめそうだ。 |
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桜前線が日本に上陸する前に、東北 石巻で桜を鑑賞しようという計画を 練った。 桜は植木の町、川口市安行から 早咲きの河津桜の苗木3本を持ち 込んだ。 松巌寺の片隅に不動堂がある、そこ に苗木3本と石油ストーブ3台を持ち 込んで一週間、寝食を共にして桜の 花を咲かした。 10日の夕方に八分咲きとなった。 |
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住職監修のもと焼香台の設置。 | |
焼き鳥、鯛焼きの準備を進める。 焼き鳥は石巻の老舗精肉店から 焼き鳥、たれ、コンロ、LPガスな ど一式を安価に提供してもらった。 |
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鯛焼きは隊員の勤め先の会社から 1000尾を提供してもらった。 ポップコーンの機械も持ち込んだ。 |
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公民館からお借りした赤十字鍋で カニ汁や豚汁を作る。 お寺の境内に仮設置されている石 窯は餃子の皮を利用したミニピザを 作る。 |
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11日限定でインドの炊き込みご飯 「ビリヤニ」を作りに東京から駆け つけてくれた。 |
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マンマショップ。 端切れを利用した人形作りの得意 な隊員、マンマさんが友達と一緒に 「猫ちゃんクリップ」を大量に作って くれた。 来場者にプレゼント。 |
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薪を焚き、観桜会の始まりだ。 |
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3月11日、朝から風船の準備に 入る。 ヘリュウムガスを風船に注入して 口を縛り糸とメッセージカードを付 ける。 大小2本ののヘリュウムガスのボ ンベで600個の風船を用意した。 |
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3月11日、震災発生時刻が近づい てきた。 追悼式典のようすを映し出すテレビ モニターに集中した。 天皇陛下のお言葉を拝聴し発災 時刻を迎えた。 |
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午後2時46分 東日本大震災で犠牲になられた方々に黙とうをささげる。 | |
黙とう後、天国に居る皆さんにメッセージ風船を飛ばす。 | |
笑顔届け隊、第22陣のミッションは全て終了した。 今回は大型バス2台、約90名の参加であった。 帰りのバス1台は午後3時30分に石巻を出発して午後11時30分に 川口着。あと1台は後片付けをして午後11時出発して翌朝5時に川口に 到着した。 3.11という重要な活動であった、隊員ひとりひとりが改めて東日本大震災 で犠牲になった方々、被災された方々のことを考えさせられた第22陣で あった。 |