笑顔(^o^)届け隊! 第52陣
2013年6月8日〜9日
笑顔届け隊!第52陣は前回と同じく
少人数の活動となる。
少人数のためバスは運行せずに、
石巻集合・解散とした。


6月8日(土)

今回の活動は、被災した民家の納屋
を解体した廃材の処分である。

納屋の中の不用品や納屋本体の木材
を石巻市のゴミ処分場に持ち込む。

石巻市のゴミの分別ルールに従い「燃
やせるゴミ」「燃やせないゴミ」「資源ゴミ」
「有害ゴミ」などに仕分ける。
先ずは燃やせるゴミの選別を行う。
プラスチック類などをトラックに積み
込む。

柱などの木材は50p以下に切断
しないと引き取ってもらえない。

一坪ほどの納屋であるが、廃材は
思いの外、量が多い。

また、整理ダンスなども細かに切り
刻む。

本日の作業は、これで終了とした。
6月9日(日)

当初、木材は市のクリーンセンターに
持ち込もうと思っていた。
しかし、ボランティアで知り合った農家で
ビニールハウスの暖房用として引き取っ
てくれる事になった。

北上まで片道1時間の距離を2往復して
木材が片付いた。

これで第52陣の活動を終了とする。
北上に木材を運搬した帰りに、近くの釣石神社に行ってみた。
落ちそうで落ちない岩がご神体である。勿論、東日本大震災でもこの岩は落ちなかった。
それ故、受験生の参拝が多い。
その後、北上川の対岸にある大川小学校に行き、犠牲になった児童、職員の冥福を
祈った。
6月10日(月)

通常の活動は終了したが、まだ「燃やせる
ゴミ」や「燃やせないゴミ」の処分が残って
いる。

これは「居残り隊」の仕事となる。

燃やせるゴミは、石巻港にある
広域クリーンセンターに持ち込んだが、
大きなゴミが入っているため、破砕作業が
必要らしい。破砕は予約が必要とのこと。

それでは片道1時間以上掛かるが、予約の
必要のない牡鹿クリーンセンターに持ち込
む事にした。
金属などの燃やせないゴミは南境の霊園
近くにある、最終ゴミ処分場に運ぶ。
此処ではゴミを埋め立てる。

これで大量のゴミが処理できた。
2トントラック2台、1.2トントラック4台分の
ゴミが処分できた。
発災から2011年9月末まで石巻
専修大学の敷地内にボランティアの
ためにテント場を提供していただいた。
笑顔届け隊も専修大学で幕営して活動
した。

テント場が閉鎖後、我々の宿舎として
湊町3丁目の松巌寺の庫裏を使わせて
いただいた。

その庫裏が5月27日より解体作業が始
まった。

2011年10月より2013年5月まで
1年8か月の長期に亘りお世話になった。

改めて松巌寺の永井副住職をはじめ
お寺の関係の皆さん、檀家さんに感謝
申し上げたい。

解体終了後、新たに会館を建築の予定
である。







 
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