笑顔(^o^)届け隊! 第59陣
2013年9月28日〜29日
笑顔届け隊!は10月13日(日)に
開成仮設住宅の皆さんと秋の大運動会を
開催する計画を立てた。

先ずは会場探しだ。会場の条件としては
お年寄りや子どもが転倒しても怪我の少
ない土か、できれば芝生のグランドが望
ましい。

また開成団地から徒歩で集合できる所、
となると会場は隣の総合運動公園か
近所のサッカークラブのグランドしかない。
専修大学のグランドは環境はいいのだが
距離があり歩いて集合ができない。

サッカークラブは有料で我々の意にそぐわ
ない。

総合運動公園は野球場、サッカー場などは
は目的外の使用はできないそうだ。
運動会ができない運動公園である。
半ば門前払いのように断られた。

それなら知恵を出そう。
開成団地で草の生え放題の空き地が2か所
ある。
多分、仮設住宅がある限りそこには企業の
誘致はしないだろう。
この場所を石巻市に掛け合い、運動会会場
として借りよう。

市役所に企画書を提出して交渉の末、広場
を借りる事ができた。

しかしこの草むらを整地してグランドに
できるかは草を刈ってみないと分からない。

一か所、開成団地の中心部のささえあい
拠点センター近くの空き地の草を刈って
みた。しばらく使っていなかった土地で草が
生え放題だったため背の高い草の根が土を
持ち上げて、デコボコになっている、また
排水が悪くぬかるんでいるところもある。
ここは簡単には整地ができない。

それでは次の候補地として開成9団地の
裏手にある空き地を草刈りをしてみる。
ここはマムシの親子が出現したこともあり
評判のよくないところだ。また仮設住宅に近い
ため住民さんは虫に悩まされているそうだ。
ここの草を刈って整地したら、虫、マムシは
出なくなり運動会もできる、後々は子ども達に
解放してもらえれば思い切りボールが蹴られる
グランドになる。一石数鳥である。

草を刈ってみたら何とか運動会のグランドに
なりそうだ。
翌朝、いつもの女川町立病院に視察に
出掛けた。

最近は参加者が減少して、バスが運行出
来ない事がある。
本来は被災地を視察してその思いを込めて
ボランティア活動をするが、現地集合である
ために視察は日曜日の朝になってしまう。
日曜日は前日刈った草を一か所に集める
作業だ。
軽トラックに草を積んで何回も往復する。

刈った草は石巻市で回収してもらう約束も
取り付けた。

もうこの広場は子ども達の遊び場となって
いる。

2日の作業で背の高い草は取り除いた。
これで今回の作業を終了する。
大阪からレンタカーで駆けつけてくれた
学生グループは早めに引き上がて行った。
居残り隊、3名はもう一度草払い機を掛けて
整地した。

あとは次回の作業としよう。







 
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