笑顔(^o^)届け隊! 第70陣
2014年3月8日〜11日
山形県米沢市産 啓翁桜 
東日本大震災から3年が経とうとしている。
笑顔届け隊も第70陣の節目を迎えた。

3月11日に「新生祭」と銘打った慰霊祭桜をを
行って、犠牲になられた方々の冥福を祈り、
強い心で4年目を迎えようとする催しを行う。
ステージ中央に飾る桜は山形県米沢市で
栽培している早咲きの啓翁桜を入手。

トトロの森まで仕入れに行った。
去年の慰霊祭は台風並みの強風に煽られて
思い通りの活動が出来なかった。
今年は再チャレンジの年でもある。

笑顔届け隊第70陣は8日(土)9日(日)の
第1班と、10日(月)11日(火)の第2班、
そして8日から11日まで4日連続の班とした。

大型バスで川口・石巻間を2往復する。
延べ70人以上の参加者となった。
3月10日に前夜祭の一環として乃村工芸社
のご協力による「光りの箱」点灯式を行う。
10日午後、大型トラックで松巌寺の境内に
巨大な「光の箱」が搬入されてきた。

被災地のいわき、石巻の皆さんが作った
小さな光の箱が積み重なって大きな箱が
出来上がった。

10日午後5時、参加者全員のカウントダウン
で点灯した。

向こう1か月間、午後5時から10時まで毎日
点灯して、光の無くなった被災地を照らしてく
れる。
前夜祭は高松から本場さぬきうどん、笑顔
届け隊からは芋煮(豚汁)の炊き出し。
それに有料で焼き鳥、飲み物など。

焚火を囲んで大いに語り合った。

笑顔届け隊の隊員から演芸や歌、即興漫才
など、そして飛び入りのチビッ子漫才などで
笑に包まれた。
3月11日、今日で東日本大震災から
3年が経った。

被災された方々はそれぞれの想いをもって
慰霊祭に参加してくれる。

我々、笑顔届け隊も被災された方々に寄り
添い3年が経過した。
我々のボランティア活動もしばらく続く。
屋内では、今日飛ばす風船の準備に入った。
様々な色の風船を300個用意。

風は吹いているものの去年のような強風では
ない。
屋外では昨夜と同じ、讃岐うどん、芋煮が
振る舞われた。
午後2時46分。
防災放送のサイレンと共に、犠牲になられた
方々に黙祷を捧げた。

そして天国の皆さんに、私たちの気持ちが届く
ように、風船を飛ばした。

300個の風船は南の空へ旅立った。
全てのミッションは終了した。

埼玉川口に帰る前に発災から3年、笑顔
届け隊70陣の節目にあたり、宿舎としてお寺
を提供していただき、叱咤激励を頂いている、
松巌寺の永井副住職。

そしていつもおいしいご飯を提供していただい
ている笑顔届け隊の女神、石巻の母、開成仮設
団地の渡辺政子さんにお礼のトロフィーとお花
をプレゼントして帰路についた。

いつもありがとうございます、また来ます。







 
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